レーザーの治療後の経過に関して
ご心配な方が多くいらっしゃると思います。
ひとくくりにレーザーの治療後と言っても、使用するレーザーによって赤みがほぼ出ないものから
しっかりしばらく赤みが続くものまで
治療内容によって変わってまいります。
今日は白い傷跡のレーザー治療後の経過に関して。
これはどのような傷跡に対してどのような治療をするかによって
経過が変わってまいります。
白い傷跡などは、2種類のレーザー(ウルトラパルス炭酸ガスレーザー及び色素レーザー)を使用して
治療を行うことが多いです。
まずウルトラパルス炭酸ガスレーザーで小さな穴をあけていきます。
これはフラクショナルレーザーであける穴より少し大きめの穴です。
ただ注射針よりも小さい穴ですので跡に残ることはありません。
ウルトラパルス炭酸ガスレーザーで穴をあけるだけでも瘢痕部が燃やされ
その後、正常に近い細胞で治ってくるので目立ち方が変わってきますが、
そこへ色素レーザーを照射することでサイトカインを刺激し
より正常に近い状況で治癒していくことを促進します。
色素レーザーは赤(血管血液)に反応するため、白い傷跡に色素レーザーだけを照射しても
白に反射してしまい、中に色素レーザーが入っていきません。
そのためウルトラパルス炭酸ガスレーザーで小さな穴をあけていきます。
色素レーザーで治療をすると先ほどもお話ししたように
血管血液に反応(壊す)するため、内出血が起こります。
この内出血は、普段、どこかにぶつけたときにできる青あざとは違って、
表面で起こるので黒くなります。
この黒い色は、顔であれば2,3日~1週間程度で引いてきます。
足や手などの心臓よりも下にある部位は循環が悪いので
ひいてくるまでにもう少し時間がかかる場合があります。
黒い内出血が引くと今度は赤みが残ります。
この赤みが引くまでに個人差があります。
治療後は1週間から10日前後で一度診察にいらしていただきます。
その際に特に問題がなければ患部のお化粧が可能になります。
赤みは早い人だと1か月かからずに引いてしまう方もいらっしゃいます。
大体の方が1~2か月ほどで赤みが引いてきます。
ただ長い人だと半年以上かかる方もいらっしゃいます。
傷跡の治療は回数がかかります。
最低2か月ほど間隔をあけての治療になりますが、
2か月後の治療の時に赤みが強い場合は、
色素レーザーが強く反応してしまうことがあるため
赤みが引くまで治療を待っていただくこともあります。
但し、白い傷跡の状況や部位によっては
上記治療内容が変わってくる場合もございます。
白い傷跡の治療でお悩みの方は
是非一度ご相談ください。