毛細血管拡張症 (クモ(蜘蛛)状血管腫) 赤いひげのような線?

主に顔の皮膚に赤い線状の血管が目立つようになってきた状態を指します。

 

またときによっては放射状に血管が目立つこともあり、

クモ(蜘蛛)状血管腫と呼ぶこともありますが同じ病態のものです。


原因は種々ありますが一番は加齢変化です。

年齢、紫外線暴露によって真皮が薄くなり血管が目立ちやすくなることもありますが、

血管壁自体も弱くなり、拡張しやすくなっています。


その他の原因として過度の紫外線、高温、寒冷への暴露、外傷なども挙げられます。

 

注意すべき点としては一部皮膚病が原因となっている場合もありますので、

急に毛細血管が拡張してきた、数が増えてきた場合は皮膚科できちんと診断してもらう必要があります。



毛細血管拡張症の治療

 

治療に関しては色素レーザーで血管を壊して治療します。

血管の太さによって設定が異なることがあり、
場合によっては炭酸ガスレーザーも併用することもあります。

 

治療後少し時間がたつと内出血で黒くなったり、かさぶたが生じたりします。

これらの反応は通常1週間~1か月前後で治まります。

患部のお化粧は治療後1週間できません。

 

 

治療回数 1回~
治療期間 1~3ヶ月
治療間隔 またできたら
治療費

¥3,300(税込)/1㎝~(線状)

¥3,960(税込)/0,3㎠~(面積)

(¥13,200(税込)/1c㎡~(面積)

使用レーザー 色素レーザー 炭酸ガスレーザー ウルトラパルス炭酸ガスレーザー
可能性のあるリスク・副作用 創感染、内出血、瘢痕化、再発、色素沈着、発赤など

 (再診料、写真代、薬剤費などが別途かかります。)

治療をされる方へ(治療前後にご準備いただくと便利なこと)

 1.患部を出しやすい服装でお越しください。

   

 2.治療後、部位や状況によっては

   ガーゼが当たる場合と当たらない場合がございます。

 

   お顔や首の治療の方は

   マスク、サングラス、スカーフ、

   つばの広い帽子などを

   ご準備していただくとよいかもしれません。

 

 3.赤ちゃんの治療後は、患部を触る可能性がありますので

    ミトンなどのご準備があるとよろしいかもしれません。

 

 4.治療の状況にもよりますが、

   1週間ほど患部はお化粧等ができない場合がございます。

 

   そのため治療を行う場合は、前後のご予定などもお考えの上

   ご予約をいただければと思います。     

毛細血管拡張症 (赤いひげのような線?)

 

老人性血管腫は体のどこにでも現れる可能性のある、鮮紅色の点です。

 

原因としては体表の血管が増生したために生じるものです。
大きさは1㎜に満たない小さいものから3,4㎜の大きなものまで様々で
平坦なものから隆起しているものまであります。


老人性とは言いますが10代、20代の若い人でも生じることが多々あり、
皮膚の老化だけが誘因となるわけではなさそうです。但し、加齢とともに増える傾向はあります。

 

その見た目から赤いイボ?赤いホクロ?と言って来られる方もいますが、老人性血管腫は
イボ・ホクロとは別のものです。

 

 

毛細血管拡張症 (赤いひげのような線?)

 

老人性血管腫は体のどこにでも現れる可能性のある、鮮紅色の点です。

 

原因としては体表の血管が増生したために生じるものです。
大きさは1㎜に満たない小さいものから3,4㎜の大きなものまで様々で
平坦なものから隆起しているものまであります。


老人性とは言いますが10代、20代の若い人でも生じることが多々あり、
皮膚の老化だけが誘因となるわけではなさそうです。但し、加齢とともに増える傾向はあります。

 

その見た目から赤いイボ?赤いホクロ?と言って来られる方もいますが、老人性血管腫は
イボ・ホクロとは別のものです。