美容整形外科術後の傷跡・・Part5 鼻翼縮小・人中短縮・鼻柱延長

美容整形外科術後の傷跡・・Part5  は

鼻周囲に特化して

「鼻翼縮小・人中短縮・鼻柱延長」に関してです。

 

「美容整形外科術後の傷跡・・Part2」で

共通するお悩みとして下記の項目をあげさせていただきました。

 

① 傷跡が白くテカっている

② 傷跡が赤く残っている

③ 傷跡が盛り上がっている

④ 傷跡が陥凹している

⑤ 傷跡が色素沈着している

⑥ 傷跡のひきつれ感や場合によっては痛みや痒みがある

 

上記に加え、今回は「鼻翼縮小・人中短縮・鼻柱延長」に関して

特徴的なお悩みをあげてみました。

 

当院の場合、美容整形外科術後の傷跡治療では

目頭切開術後、鼻翼縮小術後の傷跡治療をご希望される方が

非常に多いです。

 

目頭切開術後のことは前回のブログ

「美容整形外科術後の傷跡・・Part4 目頭切開・重瞼・眉下切開」

にて書かせていただきましたので

そちらをご覧ください。

 

まずは「鼻翼縮小」に関して。

鼻翼縮小術後の傷跡のお悩みで一番多いのは、

両鼻翼の縫合跡の状態です。

 

両鼻翼に沿って傷跡が残っているのですが、

その跡が上記に挙げた①~⑥のどれかに当てはまり

目立つというものになります。

 

また①~⑥に加えて、

縫合したあとが線路のようになっているため、

余計縫ったという感じで目立つという方もいらっしゃいます。

 

どの傷跡にも言えることですが、

例えば2㎝くらいの傷跡であっても

その2㎝の間がすべて同じお悩みというわけではない場合もあります。

 

陥没しているところもあれば、

盛り上がっているところもある、

2㎝のうち1㎝は白くテカっているけれど

もう1cmは赤く盛り上がっているなどです。

そうなるとその2㎝はすべて同じ治療ではありません。

 

もちろん、片方の鼻翼の傷跡だけが気になるという方もいらっしゃいます。

また一概に鼻翼と言っても、

鼻の中にかかる部分まで気になる方と

気にならない方がいらっしゃいます。

 

ご自身で気になる範囲を決めていただき

治療する形になります。

 

次に「人中短縮」について。

人中短縮術後の傷跡で気になるのは、

鼻の下の傷跡であるということ。

 

鼻翼縮小の場合は鼻に沿って縫合する手術なので、

もともと影ができていたり、

溝自体もあるところなので、

普通はそこまで傷跡は目立ちません。

 

それに対して人中短縮術の場合は、

鼻の穴の下などに縫合跡があるため

状況によっては隠れるところがなく

目立ってしまっている場合があります。

 

縫合の位置によっては鼻の下と上口唇の間に

傷が残ってしまっている方もいらっしゃいます。

 

また美容外科手術術後の傷跡ではないですが、

鼻と上口唇の間というのは、

転倒したときにけがをしやすい場所でもあり、

皆さんが思っている以上に治療のご希望が多い場所でもあります。

 

鼻と上口唇の間の傷跡は、常に動く場所なので

傷の安静がなかなか保ちにくい場所でもあります。

 

そのため縫合部が広がってしまっているケースも

見受けられます。

 

最後に鼻柱延長に関して。

鼻柱延長術後の傷跡は、上を向かない限り

他人の目に入ることはあまりありませんが

白い傷跡や、赤みが残っていることなどが

気になって治療に来られる方が少なからずいらっしゃいます。

 

鼻翼縮小、人中短縮、鼻柱延長のすべての傷跡で

鼻周囲が傷跡に囲まれてしまっているため

鼻全周の治療をされる方も多いです。

 

鼻翼縮小、人中短縮、鼻柱延長の白い傷跡は

色素レーザー、炭酸ガスレーザーの2種類のレーザーを使用して

治療をすることが多いですが、

傷跡が赤く盛り上がっている場合は、

色素レーザーでまずは平らにしていく治療を行う場合もあります。

その場合は、患部の状況によって治療やレーザーの設定を変えます。

 

但し、どの治療も一度で済む治療ではなく

回数はかかります。

 

こちらも参考にしていただければと思います。

 

傷跡に関するブログ

傷跡・肥厚性瘢痕・ケロイド・陥凹瘢痕について

 

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