イボ治療
イボは一般的によく見られますが、大きくその種類を分けると、ウィルスによるものと体質や加齢によるものがあります。
ウィルス性のイボは他にうつることで数か月単位で増えたりすることが多いので生じたら積極的に治療をすることをお勧めします。顔もそうですが、特に手指にイボができてしまった場合、仕事や家事に支障が出て治療に来られる方も多くいらっしゃいます。両手にイボができてしまった場合は、片手ずつの治療をお勧めしております。
加齢に伴うものは、急激に増えることはありませんが毎年着実に数が増えていきます。
顔、首に多数できている場合、女性でしたら洗顔のたびにざらついた感覚があるでしょうし、化粧のノリも必然的に悪くなっていきます。男性であれば髭剃りのたびにイボをそぎ落として流血することもあります。治療に関してはレーザーでほぼ1回でそのイボは取りきれますが、一度に多くのイボを取りますと治療の後が大変ですので、何回かに分けて取ることをお勧めします。
日本橋Fレーザークリニックでは複数のレーザー、治療法を駆使して、ほとんど痕が残らないように治療を行うことができます。
イボに対するレーザー治療の長所
一般的に皮膚科でのイボ治療で思い浮かべるのは液体窒素やサリチル酸(スピール膏)の外用でしょう。その他、電気メスでの焼灼、ハサミで切る、抗がん剤の注射等イボの種類によって治療法がいくつもあります。但し、これらの治療法にはそれぞれ問題点があります。
まず一つには液体窒素による治療は治るかどうかも不確実なうえ一回で済むことはなく、多数回の治療が、1、2週間おきに必要です。また度重なる皮膚の炎症が周囲にも及ぶため色素沈着などの後遺症もあります。電気メスで治療し、熱傷を起こし傷跡が残ることもあります。背中や腹部など自分からは見えない場所で跡が気にならない人であれば、これらの治療でもよいかもしれませんが、顔などの露出部ではさすがに抵抗があると思います。
レーザーによるイボの治療では回数は基本的に1回で済むことが多く、色素沈着も最小限で済み、熟練した医師が行う治療だと傷跡が残ることはほぼありません。
当院では爪の際、爪の下にもぐりこんだイボなどほとんどのイボは治療が可能です。
また表層拡大型等の大きいイボ等、炭酸ガスレーザーでは治療が難しいイボの治療は色素レーザーなどを使う治療も行っております。但し、この場合は1度の治療ではなく回数がかかることが多いです。
イボ(wart)、皮膚隆起性病変
イボには肌の老化に伴うもの、ウィルスによるものなどがあります。皮膚科学的に厳密な定義があるのでしょうが、ここではレーザーで治療可能な皮膚隆起性病変も含め記します。全てが網羅できるわけではないので、代表的なもののみ記すことにします。
尋常性疣贅・・・一般的なウィルス性のイボです。年齢を問いません。手足などに多く、現れます。
老人性疣贅・・・脂漏性角化症の小さい状態です。
軟線維腫(アクロコルドン、スキンタッグ)・・・首、脇などに生じる痛みや、かゆみを伴わない柔らかいものです。皮膚からぶら下がっているかのようにも見えます。
稗粒腫・・・目の周りに生じる白い、細かいイボです。
汗管腫・・・目の下に生じることが多い、中央がやや陥没し、周囲がやや膨らんでいるものです。夏場に悪化しやすいです。
イボ・皮膚隆起性病変の治療
多くの病院では、イボ・皮膚隆起性病変の治療時、炭酸ガスレーザーをレーザーメスとして使用しています。
つまりレーザーの照射径を小さく(細く)してイボをくり抜く方法です。レーザーの利点として出血がない、あるいはごくわずかということがあげられますが、実際の処置は金属製のメスの刃先でくりぬいているのと変わりはありません。この方法では、刃先、レーザーの先端が真皮を損傷し、深く入りすぎた場合、瘢痕、または肥厚性瘢痕が生じる恐れがあります。実際に他院で同様の治療を受け、その傷跡の治療に来院される方もいます。
日本橋Fレーザークリニックではこのくり抜きは行わず、蒸散(燃やしながら削っていく)という方法をとっています。
この方法はイボ・皮膚隆起性病変を頂点から順時削っていくイメージの治療で、周囲の皮膚と同じ高さ又はわずかに周囲より低く削って平らにすることを最終到着点とします。これだと無駄な真皮損傷を防ぐことができ、傷跡を残すことなく治療が行えます。
但し、手掌、指先等、傷跡になりにくい部位で、なおかつ根が深いのがわかっているイボ、あるいは再発を繰り返す難治性のイボの場合はくり抜き治療、もしくは色素レーザーによる治療を行っております。
治療後、上皮化したあとはしばらく赤みが残ります。
この赤みは引いてくるまでに個人差はありますか、時間の経過とともに消失します。
イボの種類や状態によっては、組織検査が必要な場合があります。
その際は、保険の適応となりレーザーではなく手術で切除することもあります。
イボに対するレーザー治療後のアフターケア
前述したようにレーザーによるイボの治療では
回数は基本的に1回で済むことが多く、
色素沈着も最小限で済み、
熟練した医師が行う治療だと傷跡が残ることはほぼありません。
但し、やはり個人差や治療部位により、
くすみなど色素沈着が出やすいもしくは残りやすい方もいらっしゃいます。
一般的に顔が一番治りがよく
心臓から下に行くほど
治るまでの時間がかかります。
一番大切なのは、治療後、お化粧などを開始してよい時期からは
日焼け止めをしっかり塗布することです。
できればSPF30以上のものをお使いいただければと思います。
日焼け止めはどうしてもお昼ごろには汗や摩擦などで取れてしまいます。
そのためお昼ごろにもう一度日焼け止めを塗っていただければと思います。
またそれでもくすみや色素沈着が出やすい方の場合、
漂白作用のあるハイドロキノンの外用や
トラネキサム酸などの内服薬、レーザーによるトーニング等
ご希望があれば処方もしくは治療をさせていただく場合もございます。
またイボのできる部位や大きさによっては、
着衣による摩擦によって
・・例 ブラジャーのワイヤーが当たる、ベルトで擦れてしまう等・・
色素沈着や、稀ではありますが肥厚性瘢痕になってしまうこともあります。
傷が落ち着くまではそういうことも含めて
ご留意いただければと思います。
| 治療回数 | 1回~ (ほとんどの物は1回程度で済みます) |
|---|---|
| 治療期間 | 1~6ヵ月(治療後の状態、赤みなどの経過を診ていきます) |
| 治療間隔 | 約1~3ヵ月毎 |
| 治療費 |
¥1,650~2,200(税込)/ 1mm (部位や治療内容によって変わります) |
| 使用レーザー | ウルトラ炭酸ガスパルスレーザー 炭酸ガスレーザー (老人性血管腫は+色素レーザーも使用) |
| 可能性のあるリスク・副作用 | 創感染、瘢痕化、再発、色素沈着、発赤など |
(再診料、写真代、薬剤費などが別途かかります。)
難治性のイボ・皮膚隆起性病変の場合
ほとんどのイボが前述した炭酸ガスレーザーで治療をすることが可能ですが、足底疣贅をはじめとする難治性のイボや炭酸ガスレーザーで削り取るのには大きいイボ、また何度か炭酸ガスレーザーで治療したにもかかわらず短期間で再発を繰り返すようなイボの場合は、色素レーザーを用いる治療を行うことがあります。難治性のイボは、足だけではなく、手のひらや甲、指などにもできる場合があります。
治療方法ですが、局所麻酔下にてイボを表皮と真皮の境界ぎりぎりで、できるだけ出血しないように切除します。これであらかたのウイルスは除去できているのですが、まだ当然残っているウイルスもいます。このイボを取り除いて生じた箇所に色素レーザーを照射します。レーザーによって同部に熱が発生し、この熱によってウイルスを殺菌除去します。
この治療は基本的には表皮のレベルで治療を行うため真皮を傷つけていないので切除のように傷の治るまで1か月かかるようなことはありません。ただ、治療は回数を要します。基本、月に1回の治療を3回~10回程度(個人差があります※1)で完治までたどり着けます。
| 治療回数 | 1回~ |
|---|---|
| 治療期間 | 3ヵ月~ |
| 治療間隔 | 約1ヵ月毎 |
| 治療費 | 治療費保証 ¥33,000(税込)~※2 |
| 使用レーザー | 色素レーザー |
| 可能性のあるリスク・副作用 | 創感染、瘢痕化、再発、色素沈着、出血、発赤など |
※1:個人差によって異なります。大きくまた年数が経過しているものほど回数が増える傾向にあります
※2:10mmまで。以後5mm単位毎に+¥11,000(税込)
(再診料、写真代、薬剤費などが別途かかります。)
イボの治療でご来院の方へ
爪のそばにイボがある方は、
その指だけで構いませんので
つけ爪をされている場合はお外しいただき、
また爪が伸びているようであれば
切ってきていただければと思います。
治療をされる方へ(治療前後にご準備いただくと便利なこと)
1.患部を出しやすい服装でお越しください。
2.治療後、部位や状況によっては
ガーゼが当たる場合と当たらない場合がございます。
お顔や首の治療の方は
マスク、サングラス、スカーフ、
つばの広い帽子などを
ご準備していただくとよいかもしれません。
3.赤ちゃんの治療後は、患部を触る可能性がありますので
ミトンなどのご準備があるとよろしいかもしれません。
4.治療の状況にもよりますが、
1週間ほど患部はお化粧等ができない場合がございます。
そのため治療を行う場合は、前後のご予定などもお考えの上
ご予約をいただければと思います。
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