高島屋のディスプレイがクリスマスバージョンに変わりました。
今年は「リトル プリンス」
ユーミンの歌が流れています。
歩道側の木々にも星やライトが飾ってありました。
とても素敵です。
今日は傷跡の治療のお話。
傷跡の治療と一言にいっても
体全体にある大きい傷跡から、
小さいけれど目立ってしまう傷跡までいろいろです。
赤かったり、白かったり、茶色かったりと色が気になる傷跡から
盛り上がっていたり、凹んでいたりする傷跡
火傷のあとからケロイドまで
傷跡の状況は人それぞれです。
今日は、小さいけれど、気になる顔の傷跡のお話です。
よく患者さんから「こういうところにけがをしたりする人って少ないんでしょ?」
と多々言われることがある部位が、鼻の下です。
一見、転ぶと鼻先をすりむきそうなイメージがあるかもしれませんが、
実は、転んだ瞬間、無意識に顔を避けようとするのか
顎が上がり、怪我をしているのは、鼻の下や唇だったりします。
きっと皆さんが思っている以上に鼻の下の傷跡で
治療をなさっている方、もしくは治療をご希望されている方は
多いと思います。
特に、けがをしたあと、線になって白く残ってしまうと
光の向きによってはテカッてしまい、目立ってしまったり
またお化粧がそこだけ滑ってしまいうまくのらない場合もあります。
また鼻翼縮小等の手術をした場合
切開した部位によっては、
そのあとがとても気になる場合もあり
傷跡の治療に来られる方も多いです。
(鼻だけではなく、目頭切開等の術後の傷跡で
来られる方も非常に多いです)
この場合
① 受傷時期(手術した時期)
② 傷の色
③ 大きさ、盛り上がり具合
④ 受傷部位(口唇の傷跡治療は内容によってはできない場合もあります)
等により、治療内容が変わってきます。
まだ受傷時期(手術時期)が6か月以内の場合は、
自己治癒力に任せ、経過を診ていくときもあります。
赤みが強い方は、赤みを早く引かせるために
色素レーザーを使用することもあります。
鼻の下の傷跡の多くは、白くなってしまった部分を
ぼやかして目立たなくする治療になります。
その際は、2種類のレーザーを使用して
行うことになります。
鼻の下は、2本の線があり、その線の真ん中を
人中
2本の線を人中稜といいます。
そのため、それ以外の線があると
ご本人はとても気になると思います。
鼻の下の白い傷でお悩みの方
是非一度、ご相談ください。