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2023.05.13更新

赤あざの治療をご希望される方が大変増えております。

 

赤あざとはいわゆる血管腫のことです。

 

 

レーザーによる治療は、とても簡単にお話しすると、

赤あざは本来必要のない異常血管があるため、

その異常血管を壊して周囲の正常な皮膚で治していく

というものになります。

 

そのため使われるのは色素レーザーと呼ばれる

血液、血管に作用するレーザーを使用します。

 

よくお電話をいただいた際に

「Vビームで治療しますか?」

と聞かれることがあります。

 

Vビームは色素レーザーです。

Vビームはキャンデラ社という会社が作っている色素レーザーになります。

 

当院では、サイノシュア社という会社が作っている

シナジーという色素レーザーを使用しています。

 

どちらがよいの?と思われるかもしれませんが、

どちらも色素レーザーで役割は変わりません。

 

色素レーザーは、先ほどもお話しさせていただいたように

血液、血管などの赤に反応するレーザーですので、

ニキビ、ニキビあとの治療、老人性血管腫、ケロイドなどの

治療にも設定を変えて使用します。

 

変わったところでは、魚の目・難治性のイボの治療や傷跡の治療にも

使用することがあります。

 

 

赤あざの治療は、赤あざの状況に合わせて

色素レーザーの設定を変えていきます。

 

赤あざの治療は、範囲にもよりますが、

麻酔をして行います。

 

麻酔は、貼る麻酔(ペンレスというテープ)

もしくは塗る麻酔(エムラクリーム、貼るタイプもあります)を

使用して行うことが多いです。

 

麻酔は使用しますが、赤あざの色の濃さによっては

痛みがある治療とお考えいただいたほうが良いかと思います。

 

単純性血管腫、イチゴ状血管腫の場合は

基本保険適応になります。

 

<3割負担の場合の1回の治療費>

 例 ・10㎠未満     6510円

   ・50㎠未満    12510円

   ・100㎠未満    20010円

 

上記料金を目安にお考えいただければと思います。

 

赤あざは1回の治療で消失するものもあれば

回数がかかるもの、またあらゆる治療に抵抗するものもあります。

 

ただ詳細な設定が以前の色素レーザーよりできるようになったことで

赤あざの状況に応じた治療が以前よりも可能になってきました。

 

今まで治療をしたことがない方や 

久しぶりに治療を再開したいとお考えの方は

保険適応の治療をお勧めいたします。

 

保険適応の範囲内で状況にあわせて設定を変えながら

できるかぎり治療を行っていきます。 

 

 

すでに赤あざに対していろいろな治療を行ってきたなど

保険適応での治療では難しいとお考えの方の中で

ご希望の方には

自費による赤あざの治療も行っております。

 

自費による赤あざの治療の場合は、

2種類のレーザーを使用して治療を行います。

 

まず患部に炭酸ガスレーザーで小さな穴をあけていきます。

この穴は、注射針と同じくらいの太さなので

あとに残ることはありません。

 

そこへ色素レーザーを照射します。

 

単独で色素レーザーを照射するよりも

深い位置まで色素レーザーを届かせることができます。

 

こちらは自費なので1回の治療費が、

¥13,200(税込)~¥22.000(税込)/1c㎡~

となります。

 

ほとんどきれいになったけれど1か所だけしつこく残ってしまっているというような方

また保険治療で治らないとあきらめていた方などには

おすすめかと思います。

 

 

 

いずれにせよ、まずは保険適応の治療で

できる限りの治療を行っていくことが大事かと思います。

 

但し当院では、上下まぶたの治療に関しては

レーザー治療用のコンタクトを使用する治療になりますので

自費診療とさせていただいております。

 

赤あざでお悩みの方は是非一度

ご相談ください。

 

 

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投稿者: 日本橋Fレーザークリニック