美容整形外科術後の傷跡・・Part6 は
「口角挙上」に関してです。
「美容整形外科術後の傷跡・・Part2」で
共通するお悩みとして下記の項目をあげさせていただきました。
① 傷跡が白くテカっている
② 傷跡が赤く残っている
③ 傷跡が盛り上がっている
④ 傷跡が陥凹している
⑤ 傷跡が色素沈着している
⑥ 傷跡のひきつれ感や場合によっては痛みや痒みがある
上記に加え、今回は「口角挙上 」に関して
特徴的なお悩みをあげてみました。
口角挙上に関しては
上記①~⑥以外に
治療を行う上で他の部位とは異なる悩みとして
口唇(赤唇)のそばであることがあげられます。
口角挙上の治療は赤唇のそばのため
使用するレーザーが限られてしまう場合があります。
当院で通常の瘢痕の治療を行う場合、
炭酸ガスレーザーと色素レーザーの2種類を
併用することが多いです。
色素レーザーは簡単にいうと
赤に反応するレーザーです。
体のなかで赤というと血管・血液になります。
色素レーザーの役割は血管・血液に反応させて
治癒を促すという目的で使用します。
色素レーザーは血管・血液に反応するため、
赤唇にあたると反応が強く出すぎてしまいます。
直接赤唇にレーザーをあてることはあまりありませんが、
赤唇に近すぎる瘢痕治療の場合は、
色素レーザーがどうしても当たって反応してしまう可能性もあるため
炭酸ガスレーザーのみで治療を行う場合があります。
炭酸ガスレーザーを使用して
小さい穴を患部にあけていくことで
再生を促していく治療を行っていく場合があります。
色素レーザーを併用する場合に比べると
若干効果は劣りますが
治療後の赤みが少ないという利点があります。
白い瘢痕の場合は、炭酸ガスレーザーで穴をあけていくことによって
瘢痕がぼやけてくるので
目立ちにくくなるとお考えいただければと思います。
こちらも参考にしていただければと思います。
初診相談は無料です。
傷跡でお悩みの方は
是非一度ご相談ください。