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2015.10.26更新

さて今日は、湿潤療法のお話です。

 

昔、小さいころ、転んですりむいたりすると

 

「つばつけて、乾かしておけば大丈夫~」

 

なんて言われた思い出はありませんか?

 

 

 

湿潤療法とは、とっても簡単に言ってしまうと、

 

名前の通り、患部を湿潤させておく(=乾かさない)のが目的の治療法です。

 

乾かさない理由は、体液の中に傷を治す成分があって、

 

それに傷を治す活躍をしてもらうためです。

 

 

 


最近、お問い合わせ等で

 

「湿潤療法をしたいのですが・・・」とか

 

「ラップで傷口を覆っているのですが・・・」という

 

お話をされる方が時々いらっしゃいます。

 

 

 

湿潤療法というのは、実はきちんとした指導の下でやらないと

 

なかなか難しいものです。

 

 

 

化膿している傷に湿潤療法をしてしまうと

 

感染を増長し、傷を悪化させてしまう場合もあります。

 

 

 

また何度も貼り換えているとそれはそれで

 

湿潤療法にはなりません。

 

 

 

湿潤療法というのは、正しい理解のもとで行わないと

 

悪化させてしまう場合があります。

 

 

 


なかなか奥深い湿潤療法ですが、

 

できたら、医師の指示のもとで行うのが理想です。

 

 

 

当クリニックでも、傷の状態や治療によって

 

医師が判断したうえで、湿潤療法を行うことがあります。

 

 

 

 

湿潤療法が適している状況の患部に、

 

きちんとした湿潤療法を行うと

 

本当にきれいに傷は治ります。

 

但し、何度も言いますが、

 

湿潤療法が適していない状況の患部に

 

自己流で行うと

 

取り返しのつかない場合も多々あります。

 

 

湿潤療法に関しては、少しずつ、ブログの中で説明できたらと考えております。

 

 

湿潤療法をお考えの方は、

 

ぜひ一度、形成外科医や皮膚科医にご相談ください。

 

 

 

 

 

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投稿者: 日本橋Fレーザークリニック