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2024.10.09更新

今日は、口周囲の傷跡のお話です。

 

以前は、二重や眼角形成術後の傷跡でご来院される方が非常に多く

それは今も変わりないのですが、

その後、鼻翼縮小、人中短縮術の術後の傷跡の治療で

ご来院される方が増えてまいりました。

 

そして今は、口周囲の傷跡・・口角挙上術後の傷跡などの治療で

ご来院される方が増えております。

 

口周囲の傷跡ですと、他には鼻周囲の傷跡も一緒なのですが、

転倒して怪我をしてできてしまった傷跡や

犬にかまれてできた傷跡、口唇裂術後の跡、

またほくろの治療後の傷跡が多いです。

 

口周囲の傷跡の場合、白唇部の傷跡か赤唇部の傷跡かで

治療内容が変わってきます。

 

白唇部の傷跡の場合は、普通の傷跡の治療と同じように

各レーザーを使用することができますが、

赤唇部の場合は、使用するレーザーがとても限られてきます。

 

というのもほとんどのレーザーが簡単に言うと

「色に反応する」ということを

利用して治療をしています。

 

そのためレーザー治療をご希望の方には

「できるだけ日焼けしないように」

というお話をさせていただいております。

 

日に焼けていると反応が強く出てしまうことが多いためです。

 

 

赤唇部は体の中では特殊な色の部位です。

 

例えば色素レーザーという赤あざや、ケロイド、ニキビなどに使用するレーザーがあります。

このレーザーは血液、血管に反応するレーザーです。

 

このレーザーを使用し、血液、血管を刺激することで

傷跡の治癒を促す作用があります。

 

但し、赤に反応するため赤唇部に使用すると

反応が強く出てしまったり、色抜けしてしまう場合もあるため

赤唇部には使用することができません。

 

そのため赤唇部の治療は限定的な場合が多く、

また治療できない場合もあります。

 

ただ逆に赤唇部は反応が強く出ることを利用し

唇のくすみでお悩みの方などには

レーザーの設定を安全な範囲で弱くし照射することで

唇の発色を明るくしていく治療などもあります。

 

口周囲の傷跡などでお悩みの方は

一度ご相談いただければと思います。

 

 

 

 

東京のレーザー治療専門病院

日本橋Fレーザークリニック

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

投稿者: 日本橋Fレーザークリニック

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