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2022.12.19更新

先日、日本気象協会から

2023 春の花粉飛散予想が発表されました。

 

来年のスギ・ヒノキの花粉飛散量は大変多いようで

地域にもよりますが、

関東甲信は今年の1.5倍から2倍以上になるようです。

 

スギ・ヒノキの花粉症がある方には戦々恐々ですね。

 

かくいう私もスギ・ヒノキの花粉症です。

 

アレルギー性鼻炎のレーザー治療がしっかり効くタイプなので

1度治療をすると花粉が少ない年であれば

2,3年効果が持続しました。

 

特にここ2,3年は花粉がそれほど多くなかったので

マスクのみで生活できていました。

 

・・しかし、今年はそうはいきそうにもないので

久々にアレルギー性鼻炎のレーザー治療をしようと思っています。

 

例年、当院ではこの1月~4月までの間に

アレルギー性鼻炎のレーザー治療を500件前後行っております。

 

院長一人で、ほかの診療(傷跡やアザなど)も行う中での治療なので

上記人数が限界でもあります。

 

今年はすでに多くの方がご来院いただき

治療を行っております。

 

鼻炎のレーザー治療で結構重要なのは、

できれば症状が出る前、もしくは出始めてすぐに治療を行う

ということです。

 

症状が出る前、もしくは出始めてすぐに治療を行うことが重要なのは

鼻もまだ炎症を起こしていない状況での治療になりますので

治療時の痛みも少なく、効果もしっかり出ることが多いためです。

 

症状がすでに始まってひどくなってしまっている、

もしくは通年性のアレルギー性鼻炎で

常に症状がある方等にも治療は行えますが、

治療時の痛みが強くなったり、効果が少し劣ってしまう場合もあります。

 

そのためできれば通年性のアレルギー性鼻炎の方でも

一年の中でも一番症状が軽い時に治療を行うことをおすすめいたします。

 

すでに来年の花粉症に対して

アレルギー性鼻炎のレーザー治療をご希望されるご予約のお電話が

増えてきております。

 

 

アレルギー性鼻炎のレーザー治療の効果は、

1回の治療で約7~8割の方にあると言われてますが、

残り2~3割の方は全く効果がない場合があります。

1回の治療で効果がなかった方の半数が

2回目の治療で効果が出てくることがあります。

 

また通年性のアレルギー性鼻炎の方は回数をかさねることで

効果が出ることがあります。

 

スギ・ヒノキの方の花粉症の方は、

可能であれば、12月後半から1月下旬の間に

レーザー治療をされるのが一番理想的です。

 

経験上、効果が出るのに治療が2回かかかる方は

1回目と2回目の治療間隔をあける必要があるため

すでに治療にいらしている方もいらっしゃいます。

 

 

アレルギー性鼻炎でお悩みの方、

一度ご相談ください。

 

 

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投稿者: 日本橋Fレーザークリニック

2022.11.30更新

大分秋も深まってまいりました。

秋から冬にかけて、タートルネックを着たり

マフラーを使用する機会が多くなるかと思います。

 

この季節はイボの治療の方が急速に増えます。

特に首にイボができやすい方は、

1年に一度のイボのお掃除という感じでご来院される方が多いです。

 

また手袋等もすることが増えるからでしょうか。

最近は手のイボやシミの方もとても多いです。

 

もともと難治性のイボの方は、多くご来院されているのですが、

小さなイボがぽつぽつとある方も

この時期はとても多いです。

 

足のウオノメや手足の難治性のイボなどは

回数がかかりますが、

小さな普通のイボはほとんどの場合1回の治療ですみます。

 

治療後しばらく赤みが続くのは我慢してください。

 

この赤みは本当に個人差があります。

 

ほとんど赤みがなく終わってしまう方もいれば

しばらく赤みが続く方もいらっしゃいます。

 

同じ人でも1㎜と3㎜のイボであれば

やはり赤みが引くのは1㎜のほうが早いです。

 

イボでお悩みの方は

一度ご相談いただければと思います。

 

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投稿者: 日本橋Fレーザークリニック

2022.10.29更新

傷跡でお悩みの方は本当に多くいらっしゃいます。

 

当院では、HPやメールでいただいたお問い合わせの際にも

お伝えさせていただいておりますが、

基本的には受傷後半年経過してから治療を開始するのがよいと考えております。

 

傷跡受傷後、もしくは術後3ヶ月までは、

傷跡が赤い時期で傷が治ろうとして赤く硬くなっていきます。

3ヶ月から半年までは今度はその赤みが薄れて、

また硬さも取れ始めて白くなっていきます。

 

この半年は、体の自己治癒力を妨げる様な治療はいたしません。

 

普通より赤みが強く出てしまっている場合等は、

レーザー等で赤みを抑える治療を行うことはあります。


患部がケロイドや肥厚性瘢痕になりそうな場合は、

半年待たずにテープ剤等で治療を始める場合もございます。

 

また一度ついた傷跡は全くなかったことにすることはできません。


目立たなくなることを目標に置いた治療になります。

 

 

そのため、治療をご希望の方は受傷後半年経過を目安に

ご案内させていただいております。

 

ただやはりそれまで待つのが不安だという方や

診察だけでもとおっしゃる方が多くいらっしゃるのも事実です。

 

その場合は、治療はできないかもしれませんが、

今後の治療の時期の目安やそれまで注意することなどがあれば

診察の上、お話させていただいております。

 

初診相談は無料です。

2回目以降は再診料(1,100円)がかかります。

 

 

傷跡でお悩みの方は、

是非一度ご相談ください。

 

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投稿者: 日本橋Fレーザークリニック

2022.10.04更新

最近「赤いイボ?赤いホクロ?気になるので取りたいです」

というご連絡をとても多くいただきます。

 

と同時にメールでのお問い合わせも増えております。

 

老人性血管腫

 

この「赤いイボ?赤いホクロ?」と言われているものの正体は、

多分「老人性血管腫」というものです。

 

顔から足までどこにでもできます。 

 

「老人性血管腫」という名前ですが、

ご年配の方にだけできるものではなく、

若くても普通にできます。

 

 

もともと何にもないところにもできますし、

ニキビや、ちょっとひっかいてしまったことがある場所などにも

いつの間にかポツッとできていることがあります。

 

特に悪いものではなく、気にならなければ治療の必要はありません。

 

それでも、やっぱり気になるもの。。。

 

大きくなってくると何かの拍子にひっかかって

血が出てしまったり、厄介だったりします。

 

小さい老人性血管腫でも

あの赤は目立つんですよね、何故か・・。

色の白い人などは特に目立ちやすいかもしれません。

 

男女問わずお悩みの方がとても多いです。

 

この「老人性血管腫」レーザーで取れるというのはご存じでしょうか?

 

当院では、炭酸ガスレーザーと色素レーザーの2種類のレーザーを使用して

治療を行っております。

 

炭酸ガスレーザーで少し表層を削って色素レーザーで色(この場合血管)を壊すという

2段階の治療です。

 

血管を壊すというと怖い感じがするかもしれませんが、

もともとそこに必要がない血管なので問題はもちろんありません。

 

治療は、例えば1㎜くらいの本当に小さいものだと

「チチチッ、チチチッ」「バンバン」

という感じで、30秒はかからないかと思います。

 

 

治療のあとは

 

「あっ、無くなった」

 

ということをその瞬間は実感されるかと思います。

 

 

ただ問題はこのあとです。

 

治療をしてすぐは赤くなるひまもないため、きれいです。

 

そこから時間がたつと、内出血のためやや周囲が黒くなります。

そこに赤みも加わるので、元の大きさより一回りくらい大きく

グレーのような赤みのような色になります。

大きな内出血等は1週間くらいで収まるかと思いますが、

しばらく赤みやくすみ等が続くことになるかと思います。

 

部位にもよりますが、

顔が一番治りがよくて、

心臓より下に下がれば下がるほど治りは遅いです。

 

あとは自然に赤みやくすみ等が引いていくのを待つのみになります。

 

少しでも早く治したいという方には

「ハイドロキノンクリーム」や「トレチノイン」の外用薬や

「トランサミン」などの内服薬を処方する場合もございます。

 

そのため治療は最初は

「自分はどのくらい治りがいいんだろう(悪いんだろう)」

と判断していただくためにも

少ない数で始めていただいて

2回目の時にその状況に合わせて治療していただくのが

一番よろしいかと思います。

 

治療後、大きい老人性血管腫でなければ当日からシャワーは可能です。

湯船につかるような入浴や飲酒、激しい運動は、二日間禁止です。

  

できればまとめてやった方が処方されるお薬も一度で済むので

(毎回、治療でお薬がかかるともったいないかもしれません)

最初少な目、後日多め・・みたいな感じが理想的ではあります。

 

ただなかなかご都合が難しいと

一度にたくさん取ってお帰りになられる方が多いです。

 

 

治療後は1週間後、1か月後にご来院いただき

経過を拝見させていただきます。

 

以降は赤みやくすみの気になる度合いによって来院が必要かどうか変わってきます。

 

 

老人性血管腫でお悩みの方は、

是非一度ご来院いただければと思います。

 

 

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投稿者: 日本橋Fレーザークリニック

2022.09.14更新

傷跡と一言で言っても、

いろいろな状況があり、

また悩みも

一つではありません。

 

 

例えば腋臭症術後の傷跡で考えてみましょう。

 

腋臭症術後の傷跡でお悩みの方が相談にいらっしゃる内容として

多いものを挙げてみます。

 

① 縫合部が赤く盛り上がってしまっている。

(元の傷跡をはみ出して大きくなってしまっている)

 

② 縫合部は白くなっているが、細い線だったのが、

  だんだん広がってしまっている。

 

③ 縫合部は白い線だが線路のように縫ったあとが

  目立つ。

 

④ 白く盛り上がってしまっている。

 

⑤ 手術した跡が茶色くなってしまっている。

 

⑥ 一つの線ではあるが、赤く盛り上がっている部分と

  白く盛り上がっている部分がある。

 

⑦ 縫合の跡が大きく目立つ。 

 

⑧ 傷跡がひき攣れて痛い、かゆみがある。

 

⑨ ①~⑧の状況が混在している。 etc.

 

思いつくだけでも、いろんな状況が考えられます。

 

これらは全部同じ治療ではありません。

 

例えば①の場合は、ケロイドという状況かと思います。

そうなるとケロイドの治療が必要になってきます。

 

③のように縫合した部分が線路のように目立つと

いかにも「手術をしました」というのが残ってしまい

とても気になるという方も実は多いです。

この場合は、数種類のレーザーを使用して

線をぼやかすことを目標に置いた治療をします。

 

⑤のように茶色くなってしまっている場合は、

色素沈着の治療になりますが、

これも茶色の度合いによって、

使用するレーザーが変わります。

 

茶色が濃い場合は、シミの除去をするように

少し強いレーザーを使用する場合もあれば、

薄い場合は、強い治療をしないで経過を診ていくこともあります。

 

というのは、ワキは擦れる場所なので

ある程度の色素沈着はある方が多いです。

 

その場合は、肝斑のように回数はかかりますが、

くすみを取るレーザーを使用したり、

外用薬、内服薬などで様子をみていく場合もあります。

 

 

⑥のように状況が重なっているようであれば

レーザーの種類や設定を赤いところと白いところで変えて

治療を行います。

 

②や⑦などの場合、皮膚に余裕があれば

手術にて傷の部分を切除して縫合してしまう場合もあります。

 

②などの場合は、皮膚に余裕がないことから

縫合跡が引っ張られて大きくなってしまった可能性もあります。

そのためその場合は、色が変わる境界線をぼやかすような治療を

行っていくことがあります。

 

 

このように同じ術後であっても、

患部の状況次第で、治療内容は変わってきます。

 

また、傷跡をここまで治したいという終着点も

お一人お一人違います。

 

 

初診相談は無料となっております。

 

傷跡でお悩みの方は是非一度ご相談いただければと思います。

 

 

 

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投稿者: 日本橋Fレーザークリニック

2022.08.01更新

以前、ブログに書かせていただきました

目頭切開術後、小鼻縮小術後、人中短縮術後の傷跡に関しての続きです。

またそれ以外の手術にも通じる内容になるかとも思います。

 

術後半年~1年は、自然に治る経過を妨げるようなことはせず

様子をみることも大切というお話をさせていただきました。

 

今回は、次の段階のお話をいたします。

 

 

瘢痕の状況の悩みは人それぞれで同じ手術をしていても微妙に違います。

 

 

縫合跡が目立つ、

凸凹している、

白くテカってしまっている、

膨らんで固くなってしまっている etc. 

 

 

上記状況によって治療内容は変わります。

 

 

例えば、縫合跡や白い傷跡、また凹みのある傷跡の場合、

当院では炭酸ガスレーザーと色素レーザーの組み合わせで

瘢痕組織の量を減らしつつ、コラーゲンの産生を促し

正常に近い柔らかな組織に少しずつ

置き換えていきます。

 

 

そのため、1回で済む治療ではなく回数はかかりますが、

目頭切開や小鼻縮小、人中短縮術後の方などは、

回数を重ねるごとに少しずつ線がぼやけて

周りとなじんでくることを実感していただける方が多いです。

 

 

治療は痛みはありますが、麻酔をしなくても大丈夫な方が多いです。

但し目頭切開の場合は、貼る麻酔をしてから治療を行います。

 

また目頭切開の場合は、レーザーから目を保護するために

レーザー治療専用のコンタクトを使用して治療を行います。

 

目頭切開以外でも、治療時の痛みが心配という方は

麻酔をしてから治療をすることも可能です。

 

 

初診相談は無料です。

 

 

傷跡の治療でお悩みの方は

一度ご相談いただければと思います。

 

 

 

 

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投稿者: 日本橋Fレーザークリニック

2022.06.28更新

ここ数日、6月とは思えない猛暑が

続いております。

 

この気温の変化に体がついていけない

という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

やはりこの暑さだと心配なのは脱水や熱中症です。

 

当院ではコロナによる感染予防のため、

一時期中止しておりました

クリニック内のウォーターサーバーを、

現在脱水予防のため再設置いたしました。

 

 

またここにきて節電が重要になってきております。

 

レーザーはもちろん電気で動いております。

その消費電力はとても大きいです。

 

 

「使用するときだけ

つけておけばよいのでは」

 

とお考えになられる方も多いと思いますが、

電源を入れて使用できるまでに

とても時間がかかります。

 

当院はご予約制になっておりますので、

現在はご来院いただく患者さんの

治療状況に合わせてレーザーの電源を

前もって入れたり消したりしております。

 

そのためご予約の時間を

できるだけお守りいただければと思います。

また時間変更などの場合は、

お早めにご連絡をいただければと思います。

 

節電に関しては、

院内の電気も必要のないところは

切っているため

いつもよりやや暗くなっている

とお感じになられる方も

いらっしゃると思います。

 

ご迷惑をおかけいたしますが、

ご協力をお願いいたします。

 

 

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投稿者: 日本橋Fレーザークリニック

2022.06.24更新

夏が近づいてくると

傷跡やケロイドの治療を

ご希望される方が増えてまいります。

 

 

一言に「ケロイド」といっても

いろんなタイプがあります。

 

ケロイドは学生さんから

ご年配の方まで

また男女関係なく

お悩みの方がたくさんいらっしゃいます。

 

なかでもここ最近、

20代~30代の男性でケロイドでお悩みの方が

とても多くご来院されております。

 

共通するのは、

ニキビ跡がケロイドになったタイプの方です。

 

「周りに自分と同じような悩みの人がいない」

「友達と海に行くのが恥ずかしい」・・・等

 

悩みも共通しているところがあります。

 

ケロイドのできやすい部位は、

簡単に言うと皮膚が薄くて骨があたるところ。

例えば、顎などのフェイスラインや、胸、肩など。

また肘なども好発部位です。

 

 

ケロイドの治療は、

残念ながら何回で治るというものではありません。

 

とても個人差が大きく、一旦治ったと思っても、

また赤く硬くなってきたと繰り返す場合もあります。

 

当院では、ケロイドの治療は

 

  1. レーザー治療

  2. ステロイドテープ治療

  3. ステロイド注射

 

を状況により組み合わせて行っております。 

 

「ケロイドまでにはなっていないのだけれど

 赤く盛り上がっている」

「白いけれど盛り上がりがある」

 

という場合は肥厚性瘢痕という状況かもしれません。

 

その時は、また違った治療になる場合がございます。

 

 ケロイドや肥厚性瘢痕でお悩みの方は

一度ご相談ください。

 

 

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投稿者: 日本橋Fレーザークリニック

2021.11.09更新

コロナもだいぶ落ち着いてきて、

このまま収束してほしいと

祈るような気持ちの今日この頃です。

 

 

今日は傷跡のお話です。

 

ここ最近・・というよりここ数年

といったほうがよいかもしれませんが

傷跡の治療で

圧倒的にお問い合わせが多いのが

今回題名にも書かせていただきました

目頭切開術後、小鼻縮小術後、人中短縮術後の傷跡に関してです。

 

上記内容でご来院される方の多くが

 

「この手術後の傷跡で治療に来られる方いますか?」

 

と聞かれます。

 

多分、お考えになっている以上に多いかと思います。

 

少なくとも毎日上記術後の方の

瘢痕の治療があります。

 

女性の方も多いですが、

男性の方も少なくありません。

 

瘢痕の状況の悩みは人それぞれで

微妙に違いますが、

多くの方が

縫合跡が目立つ、

凸凹している、

白くテカってしまっている、

膨らんで固くなってしまっている etc. 

です。

 

術後の傷跡のお悩みで治療をお考えの方に

一点お伝えしたいことがあります。

 

それは「様子をみること」も大事ということです。

 

当院では、基本的に術後の傷跡の治療は

手術後半年から1年経ってからをお勧めしております。

 

というのも

一般的に手術の傷跡は

術後から3ヶ月位までは

赤くどんどん固くなっていきます。

 

3ヶ月を過ぎると今度は

白く傷も柔らかくなっていきます。

 

これは術後の自然な経過です。

 

この時期は、自分の体が治ろうとしている

自然治癒の部分を

妨げるような治療はいたしません。

 

もちろん、状況にもよりますし、

個人差もあります。

 

例えばケロイドのような状況に

なってしまっている場合には

早めに治療を開始しなければならない時もありますが、

そうでなければ時間の経過を待つのも大切になってきます。

 

状況によっては1年以上様子をみていただく場合もあります。

 

積極的な治療を行うのは半年経過してからとお考えいただければと思います。

 

傷跡でご心配な方は、

一度ご相談いただければと思います。

 

 

 

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投稿者: 日本橋Fレーザークリニック

2020.12.08更新

魚の目や足や手の指の難治性のイボの治療にスタッフとして

たずさわるようになって早10年たちました。

先生はもっと前からになります。

 

この10年で約2000人ほどの方のウオノメや難治性のイボの治療を

行ってまいりました。

 

あらためて今思うのは、ウオノメや難治性のイボの治療は

一筋縄ではいかないということです。

 

特に大きい難治性のイボは厄介です。

難治性のイボの場合、

自分を育てようとして血管を引き上げてきます。

イボの表面に黒いプチプチがみられる場合があると思いますが、

それが血管です。

 

そのためどんなに浅く切除しても

簡単に出血します。

 

また浅く切除していればいつまでたってもよくなることはありません。

毎回ぎりぎりのところまで切除させていただいております。

 

またそれだけイボは生命力が強いので

あっという間に大きくなろうとします。

 

そのため治療はひと月に一度、進行がはやい方には

3週間に一度の治療をおすすめしております。

 

治療は、長期にわたる場合もございます。

 

なので「〇回くらいで治りますか?」という質問に対しては

「わかりません。

平均で6~8回くらいで治る方が多いですが、

ウオノメやイボは人それぞれ違うので、

1年以上かかる方もいらっしゃいます」

 

とお伝えしております。

 

 

小さい魚の目やイボであれば

炭酸ガスレーザーでえぐる治療を行えます。

この場合は、1回で治る可能性が大きいですが、

もちろん回数がかかる場合もございます。

こちらの方が治療後の痛みは強いです。

ただ全然平気な方も中にはいらっしゃいます。

 

もともと1㎝以上ある大きな魚の目や難治性のイボの方は

えぐる治療ができませんので

年単位で考えてもらったほうがよい旨をお伝えする場合が多いです。

 

ただ中には自己責任で炭酸ガスレーザーの治療を

ご希望される方もいらっしゃいます。

 

一人で足にたくさんのウオノメやイボがある方も

一緒に治療を始めたからと言って

すべてが同時に治るわけではありません。

 

逆に、一つだけ治療を始めたのに

他のイボが小さくなって消失する場合も

少なからずあります。

 

この場合は、一番痛い部位や

一番最初にできた部位を治療した時に

上記の現象が起こることが多いです。

 

また免疫力の状況も関係してくるように思います。

 

息子さんに免疫力が高まるという乳製品を

毎日飲ませていたところできにくくなったという話を聞き、

「なにか予防法はないか?」と聞かれた患者さんに

上記の話をお伝えしたら、飲み始めて

実際、小さなイボが消えてきたという方も

いらっしゃいました。

 

またある人は体質改善の漢方薬で

治った方もいらっしゃいます。

(ヨクイニンとかではなくその方に合った

漢方を調合してもらったようです。)

 

このコロナの期間中にも状況が分かれ

ステイホームが体に合ったのか、

治療の効果が急速に高まり

治ってしまった方も多くいれば

逆にストレスになってしまったのか

ひどくなってしまっている方もいらっしゃいました。

 

何カ所も大学病院で手術を受けて

それでも治らず

当院で治療されてる方もいらっしゃいます。

 

難治性のイボの場合は、当院では行ってはいませんが

抗がん剤の治療を行ってみるのも

一つの方法だと思います。

 

もともと痛くないイボで気にならないのであれば

治療を無理にする必要もありません。

 

そういう方には

よく検討してみてくださいとお伝えして

初診の日には治療をしないでお帰り頂くことも

多々あります。

 

では治療のあとどのくらい痛いのか・・。

これも本当に人によってになりますが、

半数以上の方は痛み止めは不要です。

 

毎日のように痛み止めの内服が必要だった方は

実は10年通して10人いません。

 

座薬の痛み止めが必要だった方も

5人いないくらいです。

 

ほとんどの方が不要か、治療後1,2錠使用するかどうか

といったところです。

 

二日後からはゴルフやマラソンを始める方もいらっしゃれば

剣道や柔道を行う方はすり足がしにくいので

しばらく運動は難しかったという方もいらっしゃいます。

 

但し、中には痛みのとても強い方がいらっしゃるのも事実です。

 

ウオノメやイボがとても大きく

深い方はどうしても痛みの強い傾向があります。

 

また病理学的にも何かあるのではないかと

一時期病理に提出をしてみたこともありますが、

すべて簡単に言ってしまえば

「イボです」という返事でした。

 

 

また治療時は麻酔の注射がとても痛いです。

これは覚悟が必要です。

皆さん共通して一番つらいのが

麻酔の注射です。

 

なかには、麻酔の注射をせずに

治療を行っている方もいらっしゃいます。

 

 

いろいろと悩みが尽きない魚の目の治療ですが、

治療を行う場合はある程度の覚悟は必要です。

 

レーザーはとても痛いと思っていらっしゃる方もいれば

「サーッ」と当てるだけでまったく痛くないと思っていらっしゃる方も

多くいらっしゃいます。

 

少なくとも魚の目のレーザー治療は

その点でいえば痛い治療で覚悟がいるかと思います。

 

いろいろな状態を知っていただきたく書かせていただきました。

治療がおつらいのは本当によくわかります。

 

よくご検討いただいて

これから治療をお考えの方は

ご自身の状況に合わせて

治療をするかしないかお決めいただければと思います。

 

ウオノメ、難治性のイボに関するHP

 

 

 

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投稿者: 日本橋Fレーザークリニック

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